ワンちゃんの人工授精

自然交配が難しいワンちゃんの人工授精を行っております。

・犬種によるもの:フレンチブルドッグ、パグなどの短頭種

・体格差によるもの:男の子と女の子に体格差があり自然交配が不可能な場合。

・メリット:自然交配によって感染するブルセラ症の感染予防にもなります。

 

当院では新鮮精液による膣内人工授精を行っております。

 

発情出血がきていきなり人工授精を行うことはできません。数回膣スメア検査を実施し、精子活性なども確認し交配適期を提案させて頂きます。状況によりホルモン測定も行います。

 

【ホルモン検査】

ホルモンを測定することにより、より交配適期を正確に把握することができます

 

【実績】

・フレンチブルドッグ、ボストンテリア

・ウェルシュコーギー・カーディガン

・ゴールデンレトリバー、バーニーズマンテンドッグ、ラフ・コリー

・マルチーズ、トイプードル

 

【注意事項】

人工授精は事前準備が大切です。上述の各検査を省いた状況で人工授精のみの受付はしておりません。

販売目的のみで、生まれたきた仔犬にきちんと予防などの措置を取られない方はお断り致します。


ご準備いただくもの(必須)

・1年以内の混合ワクチンの証明書

・1年以内の狂犬病ワクチンの証明書

 

予防をされていない場合、人工授精はお断りしております


よくある質問

①Q:交配の相手(男の子または女の子)はご紹介いただけますか?

 

 A:お相手は飼い主様ご自身でお探しいただいてます

 

②Q:自然交配はしていますか?

 

 A:自然交配の補助はしておりません。ブリーダーさんにお問い合わせください

 

③Q:発情出血から何日で来院したらいいですか?

 

 A:4〜6日ぐらいでの来院をお勧めします

発情出血が少ない場合や遅れて出血する場合もあります。あまり間が空いてしまうと来院時にはすでに発情が終わってしまっていることもしばしばあります

 

④Q:ホルモン測定したら交配適期がすぐわかりますか?

 

 A:1回のホルモン測定でわかる場合もありますが、ほとんどが数回測定することで判明します

 

⑤Q:病気の治療中ですが、人工授精はできますか?

 

 A:心臓病・肝臓病・腎臓病などの基礎疾患がありますと、お産時に母体に負担がかかりますので当院ではお断りしております。また、遺伝性疾患がある場合もお断りしております